マシンガイダンスシステム技術概要
本技術は、非ICT対応バックホウにセンサーを取付けることで、
既存のバックホウをICT土工への対応を可能なICT建機に発展させるシステム。
主な機能
GNSSおよびセンサーにより機械とバケットの位置情報を取得し、
設計データとバケット位置との差分を運転席のタブレット端末に表示することで、
重機の操作をガイドするシステムです。
メリット
本技術活用のメリット
- ・既存のバックホウに取付けて使用するため、ICT施工/ICT建機の導入費用を低く抑えることができる。
- ・導入時及び作業開始時の設定等が比較的容易なため、ランニングコストである導入費・設定料等の費用がほとんどかからない。
マシンガイダンスシステム活用のメリット
- ・掘削作業等において、丁張との差を目視で確認しながらの施工が、モニターに表示される刃先と設計面の差(数値)を確認できる施工となるため、経験値の少ない施工者でも設計通りの施工が出来るようになる。
- ・丁張の設置作業を削減できるため、工程の短縮・省力化による生産性の向上が図れる。
- ・掘削作業時の補助者や丁張再設置のための作業者等の重機との交差作業が不要になるため、作業員と重機の接触リスクを削減し安全性の向上を図ることができる。